フェリックス・カジェホ（D.O.リベラ・デル・ドゥエロ）の収穫体験
D.O.リベラ・デル・ドゥエロのフェリックス・カジェホです。1990年創業の老舗ワイナリー。
収穫体験、ワイナリー見学、試飲、食事付きのコースに参加してきました。
ワイナリーの概要を聞いた後、畑に移動します。収穫方法とブドウの見極め方のレクチャーを受け、早速収穫します。一列が１kmほどあるので、３人がかりで一時間ほどかかりました。
ここの畑は非常に管理状態が良く、腐っている葡萄や未熟なブドウはほとんどありませんでした。
持ち帰ったブドウを選別します。全房で選別し、除梗、粒ごとにもチェックします。葉っぱや青い粒、色が悪いものを捨てます。
カジェホ家と一緒に食事をします。息子と娘一人は醸造家。もう一人の娘は畑管理。そしてもう一人の娘が経営管理と、まさに家族が一丸となってワイン作りをしています。今日のメニューは、ジャガイモと鱈の煮込み、モルシージャ、チストラ、サラダ、ベビーラムのオーブン焼きでした。白ワインから順番に４種類のワインを飲みました。
たっぷり二時間ほど食事をした後、ワイナリー見学。創業者のフェリックスの息子ホセは、シャトー・ペトリュスで働いていたこともあって、ペトリュスと同じエポキシを塗らないセメントタンクと５００リットルの樽の設備を持っています。これは、リベラ・デル・ドゥエロでは許可されていないので、ここで作る「Finca Valdelroble」は、テーブルワインの扱いになります。
こちらは、D.O.リベラ・デル・ドゥエロの規定に沿った施設です。ステンレスタンクからマセレーション中のブドウジュースを試飲させてもらい、ワイン醸造工程の説明をしてもらいました。
朝１１時から夕方５時くらいまでの見学コースで、食事代金込みでお一人様５０ユーロになります。BUDO YAでもご案内できますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。