スペインワイン BUDO YA

スペインにあるワイン専門店BUDO YAです。ワイナリー観光、クオリティワインのご紹介、ワイン関連の通訳・翻訳などを承っております。

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Bodega Artuke D.O.C. リオハ D.O.Ca リオハ ワイナリー訪問

ARTUKE

Bodegas y Viñedos ARTUKE は、1991年にワイナリーとして創立しました。それ以前は、5代にわたるブドウ栽培農家でした。現在は、ワイナリーの名前の由来である、ArturoとKikeの2兄弟が中心となってワインを作っています。Arturoはリオハ大学で、醸造学と農学を学び、テロワールや伝統的なワイン作りを重んじつつ、理論的な方法を取り入れ、ワイン・オブ・マスターのTim Atkin氏によるリオハワイナリー格付け2級に指定されるほどの実力派です。

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1984年に建てられたワイナリー。当時は、醸造したワインを大手に販売していましたが、1991年から自らの銘柄でボトル詰めして販売するようになりました。ラ・リオハ州とエブロ川で隔てられたバスク州にある、人口350人の小さなBaños de Ebro村には、ワイナリーが20軒以上あります。

この建物は、地上2階、地下3階建て。重力を使って、ブドウやワインを移動できるように工夫されています。

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丘陵地帯。標高、日照条件、風向き、年間を通じての気候などが、ほんの少し離れるだけで全く異なり、さまざまなキャラクターのブドウが採れます。 この写真は、1981年に植樹されたFinca de los locosになる畑です。テンプラニージョ80%、グラシアーノ20%で、剪定など1年を通じての手入れは品種によって違いますが、このテロワールを表現したものだからという哲学のもと、収穫はあえて同じ日にします。

この畑は、標高550メートルのところにあり、石が多く混じった、石灰質で砂質です。

DSC00105 DSC001031921年に植樹されたLa Condenadaになる畑。テンプラニージョ80%で、残りはグラシアーノ、ガルナチャ、そして白ブドウのパロミノ。標高590メートルのところにあり、石灰分は少なく、30センチほど砂の表層がありますが、岩も多いため、根が競うように張っています。冷涼感が特徴的なブドウが採れます。

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1950年に植樹されたK4になる畑。テンプラニージョ75%、グラシアーノ25%。標高650メートルのところにあり、石灰分を含む粘土質と、岩盤が細かくなったものが混じる。

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カンタブリア山脈のすぐ麓、標高750メートルの新しい畑。2012年にFinca de los locosの樹を植えたもの。100年前に祖先が自分たちのために植えてくれたように、今、孫のために新しい畑を作るのだと言っていました。水はけが良いのが特徴。強い風が吹き付けるので、添え木をしています。

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一時発酵用のステンレスタンク。蓋は上階に繋がっていて、自重でブドウやワインを運べるようにできています。以前は、作ったワインを大手に売っていたので、この規模のワイナリーにしては大型のステンレスタンクです。

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225リットル、500リットルとフードルを使います。

ビレッジワイン

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Artuke 2015

Baños de Ebroにある、1902年から2005年までに植えられたブドウを使用。自社畑(認定なしのオーガニック栽培)。
使用品種:テンプラニージョ 95%、ビウラ 5%
栽培:株仕立て、垣根仕立て
日照条件:畑によって異なる
気候:地中海性気候の影響を受けた大西洋気候
年間降水量:450~500mm
標高:420~480メートル
土壌:石灰分の多い粘土質、地理的条件はバリエーションに富む
収穫:手摘み、選別テーブルを通す
醸造方法:カーボニック・マセレーション
100%全房を12000リットルのステンレスタンクに入れ、二酸化炭素を注入する。その後は、自重で発酵が始まった下部のブドウから発生する二酸化炭素を利用して、バトナージュ、レモンタージュともに全くせず、5日間ほどカーボニック・マセレーションを行う。フリーラン果汁を抜いた後、足踏みして一次発酵。発酵終了後、プレス。マロラクティック発酵は、同じステンレスタンクにて自然に行う。軽い濾過を行い、安定化はしない。
アルコール:13.5度
pH:3.70
酸:5.10g/l

生産本数:6万本

Rioja Alavesaでは、カーボニック・マセレーションを使った醸造方法は伝統的なものです。果実味がたっぷりで、軽やかな味わいは誰にでも飲みやすいと思います。100%全房を使いますが、バトナージュやレモンタージュをせず、足踏み後に一次発酵。その後、ごく軽いプレスによって、苦みや渋みのない、クリアなワインに仕上がっています。

PIES NEGROS LIGERA SIN AÑADA
Pies Negros 2014
カンタブリア山脈の麓(Abalos)にある畑のブドウを使用。自社畑(認定なしのオーガニック栽培)

使用品種:テンプラニージョ 90%、グラシアーノ 10%
栽培:株仕立て
日照条件:畑によって異なる
気候:地中海性気候の影響を受けた大西洋気候
年間降水量:450~500mm
標高:500~600メートル
土壌:石灰分の多い粘土質、地理的条件はバリエーションに富む
収穫:手摘み、選別テーブルを通す
醸造方法:機械による除梗、足踏み、90%12000リットルのステンレスタンクと10%セメントタンクで発酵。毎日バトナージュ。マセレーションは1~2日。マロラクティック発酵はステンレスタンクと、15%は新樽で自然に行う。
500リットル、2250リットル、セメントタンク(約10%)で12ヶ月熟成。軽い濾過を行い、安定化はしない。
アルコール:14度
pH:3.61
酸:5.60g/l

生産本数:5万本

 

シングル・ヴィンヤード

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Finca de Los Locos
元々ブドウが植えられたことのない土地を、ArturoとKikeの祖父が購入し、1981年にブドウを植えました。貧しく、標高が高い寒い土地だったため、周囲に「クレイジー」だと言われたことが、この畑名「クレイジーな畑」の由来です。自社畑(認定なしのオーガニック栽培)
使用品種:テンプラニージョ 80%、グラシアーノ 20%
栽培:株仕立て、1981年植樹
日照条件:畑によって異なる
気候:地中海性気候の影響を受けた大西洋気候
年間降水量:450~500mm
標高:520~530メートル
土壌:石が多く混じった、石灰分の多い砂質、南北に2%~3%の傾斜
区画名:Las Escaleras(通称、La Finca de los Locosとも呼ばれている)
収穫:手摘み、選別テーブルを通す
醸造方法:機械による除梗、10000リットルのステンレスタンクで一次発酵。マロラクティック発酵は、500リットルフレンチオーク樽にて自然に行う。12~16ヶ月、500リットルのフレンチオーク樽と一部フードルで熟成。軽い濾過を行い、安定化はしない。
アルコール:14度
pH:3.50
酸:5.60g/l

生産本数:11000本

 


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K4

カンタブリア山脈の麓に位置する、Abalosにある飛び地になった畑。1950年植樹。自社畑(認定なしのオーガニック栽培)
使用品種:テンプラニージョ 75%、グラシアーノ 25%
栽培:株仕立て、1950年植樹
日照条件:東~西向き
気候:地中海性気候の影響を受けた大西洋気候
年間降水量:450~500mm
標高:650メートル
土壌:石灰分を含む粘土質と、岩盤が細かくなったものが混じる。
区画名:El Portilloの一部
収穫:手摘み、選別テーブルを通す
醸造方法:人手による除梗、足踏み。2000リットルのステンレスタンクで一次発酵。毎日バトナージュとピサージュ。マロラクティック発酵は、500リットルと600リットルのフレンチオーク樽にて自然に行う。12~16ヶ月、500リットルと600リットルののフレンチオーク樽と一部フードルで熟成。軽い濾過を行い、安定化はしない。
アルコール:14.50度
pH:3.50
酸:5.70g/l

生産本数:11000本

畑、株、房、粒という4つの選別を経ているという意味で、K4という名前が付いています。

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La Condenada

Baños de Ebroの0.8haの放置されていた畑を2012年に購入し、再生。表層に岩があり、ブドウは生存をかけて、お互いに競い合うように根を伸ばしています。「Condenado a la desaparición 消滅する運命」にあった畑から、このワイン名「La Condenada」がつきました。自社畑(認定なしのオーガニック栽培)
使用品種:テンプラニージョ 80%、グラシアーノ+ガルナチャ+パロミノ 20%
栽培:株仕立て、1920年植樹
日照条件:北~南向き
気候:地中海性気候の影響を受けた大西洋気候
年間降水量:450~500mm
標高:520メートル~530メートル
土壌:石灰分を含む粘土質と、岩盤が細かくなったものが混じる。
区画名:La Condenada
収穫:手摘み、選別テーブルを通す
醸造方法:人手による除梗、足踏み。2000リットルのステンレスタンクで一次発酵。毎日バトナージュとピサージュ。マロラクティック発酵は、500リットルと600リットルのフレンチオーク樽にて自然に行う。12~16ヶ月、500リットルと600リットルののフレンチオーク樽と一部フードルで熟成。軽い濾過を行い、安定化はしない。
アルコール:14度
pH:3.50
酸:5.60g/l

生産本数:1000本

 

 


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