モスキート・ベルデ

トレド県北部のメントリダは、グレドス山脈にほど近いところにあります。フィロキセラ害以降に植え替えられたブドウがそのまま残り、地域全体が株仕立ての古樹という珍しい地域です。

今年、Mosquito Verde (https://es.wikipedia.org/wiki/Empoasca_vitis) と呼ばれる害虫が発生し、葉が枯れてしまう被害に苦しめられています。特にテンプラニーリョの被害が大きく、まだ収穫前なのに、葉は茶色く枯れてしまっていました。所々見える緑色がガルナチャの木です。

ブドウの実に直接影響はないものの、光合成ができないので、成熟が遅れています。

カメラの影のすぐ下に写っている白い虫がモスキート・ベルデ。葉脈をかみ切ってしまうので、葉に水が行き渡らず枯れてしまいます。

メントリダのガルナチャは、色素が薄いのが特徴です。

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